脱水症、見て、触って、自分で見つけてみよう

  • 1

    手を握ってみる

    手を握ってみる

    握った手が冷たかったら皮膚や手足の末梢神経に血流が不足してきている可能性があります。

    手を握ってみる
  • 2

    未開封のペットボトルを開ける

    未開封のペットボトルを開ける

    一般的な大人であれば、自力で開封できる。または、開いたペットボトルから自力で飲用できます。これが不可能な場合は脱水症を疑います。

    未開封のペットボトルを開ける
  • 3

    ツルゴール(手の甲を摘む)

    ツルゴール

    手の甲を摘んで少し引っ張って離す。その山が3秒を超えて消えないようなら脱水症を疑います。高齢者の場合は、普段から戻りが遅いため、グーの状態で元気なときに試してみて、そのときからどのくらい長く消えないかを確認するといいでしょう。

    ツルゴール
  • 4

    爪を押して、離す

    爪を押して、離す

    親指の爪を推して、離す。白くなった爪の色が、もとのピンク色に戻る時間が3秒より長い場合は脱水を疑います。高齢者の場合は、体調が良いときに一度戻るまでの時間を測っておき、それを目安にして戻りが遅い場合は脱水を疑ってください。

    爪を押して、離す
  • 5

    額と脇の下を確認

    額と脇の下を確認

    高齢者の場合、額と脇の下が乾いていると脱水症を疑います。わたしたちは加齢によって汗をかく機能が低下していきます。下半身から汗腺が衰えていきますが、最後に残るのが額と脇の下です。高齢者の場合、この部位が乾いていれば脱水を疑ってください。

    額と脇の下を確認
  • 6

    舌の異常を見つける

    舌の異常を見つける

    舌は通常、ピンク色がかっていて唾液で潤っています。ここが乾いたり、亀裂が生じると脱水症を疑います。

    舌の異常を見つける

参照:イラストで優しく解説「脱水症」と「経口補水液」の全てがわかる本 日本医療企画発行 谷口英喜 著

脱水時の水・電解質補給について

脱水症は、「身体から水が失われているだけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質も同時に失われている」状態ですから、水と電解質を同時に摂取することが必要です。バランスよく含んだ経口補水液(ORS:Oral Rehydration Solution)を活用します。

経口補水液は、点滴とよく似た成分で構成された飲料。水と電解質を口から摂取して脱水症から回復させるために開発されたもので、①失われている電解質を適量含み、②身体への浸透・吸収が速い、③補水性が高く、飲んだ後に尿となって排泄されることが少ないものです。