脱水症とは
脱水症は、誰にでも起こりうる病気であり、放っておくと身体にさまざまな影響を引き起こします。
夏には、熱中症とあいまって、生命に関わる病状になることもあります。
しかし「そもそも、脱水症って何?」と問われると、ちゃんと答えられる人は少ないのでは?
脱水課が、専門家にお聞きして詳しくまとめました。
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そもそも、脱水症ってなんでしょうか?
脱水症は、誰にでも起こりうる病気であり、放っておくと身体にさまざまな影響を引き起こすと言われています。また、夏には、脱水症と熱中症があいまって生命に関わる病状になることもあります。わたしたちは、この身近だけどよく知らない脱水症を理解することが日々の身体を守る大切な一歩だと考えました。以下は、「そもそも、脱水症ってなんでしょうか?」の視点で専門家にお聞きしたまとめです。
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やっぱり、「体液」のことは知っておきたい
脱水症を知るには、身体の大部分を占める水分=「体液」について確認しておく必要があります。体液には、わたしたちの生命を維持するための大切な役割があり、年齢とともにその身体に占める割合も変化しています。 ・体液=水+電解質(塩分など)で構成されている ・高齢者では、身体に占める割合が低くなる ・体液の働きは大きく3つ ①体温調節 ②必要な栄養素や酸素を運ぶ ③不要な老廃物を運び出す
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水分補給の基本は食事!? そのワケを知っておきたい
成人が1日に必要な水分量は約2,000mL程度。それを食事や飲み物からの水分、エネルギー代謝から生まれる代謝水で収支バランスを取っています。なかでも食事中に食べ物から自然に摂る水分はとても大切。専門家は、その質と量から「身体の水分補給の基本は食事」と言っています。そのワケを探ってみました。
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脱水症の症状は多様。こんな症状があると脱水症かもしれません
脱水症になると、どのような症状が現れるのでしょう。初期症状として出やすいものに、口渇感、軽い頭痛、尿量が減少したり尿の色が濃くなる、などがあります。確かにそうですが、少し詳しく調べると、実は、脱水症には本当に多くの症状があり、わたしたちの、いろいろな体調不良に脱水症が一因となっていることもわかっているのです。 水分量の多い脳、消化器官、筋肉。3つの臓器に大きな影響 いろいろな体調不良も脱水症が関係している?
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下痢・嘔吐は、脱水症につながります
ノロウイルスやロタウイルスなど、「お腹にくる風邪」とも呼ばれる感染性胃腸炎はもちろん、下痢や嘔吐をともなう体調不良の場合、短時間に大量の体液喪失を招き、脱水状態を引き起こします。対策を怠ると脱水が進み、さまざまな重篤な脱水症の症状につながることもあります。下痢や嘔吐は脱水に直結することを知り、その都度正しい対処を心がけたいものです。
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インフルエンザや新型コロナウイルスのときも。発熱・下痢・おう吐による脱水に注意!
発熱からの大量の発汗はもちろん、下痢をともなうこともあるインフルエンザや風邪、そしてコロナ。感染症や感冒のときは、発熱による大量の発汗に加え、下痢や嘔吐が伴うこともあり、体液の喪失につながることも。体液は身体のさまざまな機能を維持するために必要なものであり、その消失で脱水になると、疾患の回復が遅れ、症状の悪化を招くことがあります。発熱の際の脱水対策には水だけでなく電解質も必要です。