脱水対策を考えると実は食事が大切
水分はその量だけでなく電解質も一緒に摂ることが体液の量を保つために大切です。それには食事が一番いい。食事なら無意識のうちにそれらを一緒に摂れるのです。
たとえば、ご飯一膳は約90mL、味噌汁なら180mL、揚げ物だと100mLなど多くの水分と電解質、栄養素を無理なく一緒に摂れます。また、消化しながら身体に吸収されるので、効率的な水分補給といわれています。
また、野菜や穀物などに含まれる水分は、その構造の中に水分を蓄えています。食事で摂った場合は、胃に長く留まり消化しながら少しづつ身体に吸収されるので、穏やかで持続的な補給ができるため、効果的な水分補給だと言われています。
食事から水分補給する3つのメリット
- ① 意識して水分補給しなくとも自然に適量が摂れる
- ② 食事に含まれる成分が身体に水分の保持を促す
- ③ エネルギーと各種栄養素も摂取できる
CHECK!
身体にとって効果的な水分補給法があるそうです
済生会横浜市東部病院 患者支援センター長
東京医療保健大学大学院 客員教授 医学博士
谷口英喜先生
世界保健機構(WHO)が、身体にとって効果的な水分補給方法を推奨しています。
・毎日コップ8杯以上の水分を摂取しなさい
・毎日コップ8オンス(1オンス=約30mL)の水分
というもの。8×8の語呂合わせで覚えやすいように考えられています。
ただし、1オンスは約30mL。8オンスだと240mLになります。日本人には少し多いように感じます。そこで、この水分補給法をアレンジして日本人にとってより効果的な水分摂取法を考えました。それが毎日コップに6オンスの水分を8回以上摂取する、6オンス(180mL)8回法です。
以下の図に例を紹介します。ご自身の生活リズムに合わせて摂取パターンを決めるといいでしょう。
脱水症を知ろう